アグロヴァル (SSR)

• アビリティ【ツェアライセン】
  ・「自分に玉水の刻印を付与」追加
• アビリティ【アイス・ツァプフェン】
  ・変更前：敵全体に水属性ダメージ/火属性攻撃DOWN/氷牢効果(1~2T)
  ・変更後：「氷牢」が成功時、必ず2T付与
• アビリティ【シュネー・トライベン】
  ・変更前：自分にストレングス効果/水属性攻撃UP ◆HPが最大の時、水属性追撃効果追加 使用間隔：8T
  ・変更後：自分にストレングス効果/水属性追撃効果 ◆玉水の刻印の数に応じて強化効果を追加 使用間隔：6T
• サポートアビリティ【覇者の風格】
  ・変更前：強化効果「水属性攻撃UP」の効果UP
  ・変更後：玉水の刻印の数に応じて水属性攻撃力UP
• サポートアビリティ【絶対零度】
  ・サブメンバー時でも効果が発動するように変更。

パーシヴァル編成時 †

氷炎牆に鬩ぐ

• アグロヴァルはパーシヴァルの兄。彼らは三兄弟で、もう一人の名はラモラック。
  父の名はガハムレット、母の名前はヘルツェロイデ。3人の兄弟は母親のことが大好きだった。
  • 楽天家なラモラックと現実的なアグロヴァルはたびたび衝突し、幼いパーシヴァルは勇気を振り絞って二人の仲裁をしている。
  • ヘルツェロイデは戦争で家を失った村人達のためにウェールズ家内に居住スペースを確保し、
    幼少の彼らに「困っている人を見かけた時には大丈夫？って声をかけられるような人になってほしい」と伝えている。
    パーシヴァルは「はい…お母様！」
    アグロヴァルは「承知致しました。上に立つものとして、当然の行いですね」
    ラモラックは「わかった！たべものは、半分こ！だねっ！」
    と、それぞれ答えていた。
  • 4人が食料も満足に確保できていなかった時、ある村人達はアグロヴァル達の分を残すことはしなかった。
    空腹のまま父の元へ向かう途中に馬車が横転した際に、ヘルツェロイデは3人を庇い致命傷を負う。
    馬車を横転させたのは盗人達の仕業だったが、誰が乗った馬車だとは知らずに襲っていてヘルツェロイデの致命傷を見てショックを受け「そんな…ヘルツェロイデ様…」と発言している。
    「かけてもらった恩も忘れ母上に手をかけた下劣な人間」と後にアグロヴァルが発言していることから、盗人達はかつて困窮時にヘルツェロイデから衣食住を与えられた村人であると思われる。
    しかし顔を見られたからには兄弟らも放置するわけにはいかず、母を助けてほしいと涙を流す幼いアグロヴァルに手を上げると宝石を奪って逃走した。
    • アグロヴァルは決して下郎共を許さないと心に誓い、パーシヴァルは息も絶え絶えな母から「人を恨まないで、あなた達をあいしている」という言葉を受け取る。
• 幽世の鍵は父ガハムレットの研究成果である。ヘルツェロイデの死後、彼は研究に没頭していた。
  • アグロヴァルが幽世の研究を父の死後に引き継いだのは、母に一目会いたかっただけなのかもしれない。
    人間を最後の最後まで信じて愛し続けた母があんな最期を遂げて、最期に何を思ったのかを聞きたいと言う。
    パーシヴァルは母の最期の言葉をパーシヴァルに伝えた。
    アグロヴァルは母が最期まで恨みを抱いていなかったことを知り、自分が道を誤っていたことを痛感した。

• ウェールズはフェードラッヘと戦争を仕掛けている。
  幽世の者を利用し、他国をウェールズ家にひれ伏せようとしていた。
  • SIEGFRIEDで登場したガレスには「チャームの力を授けてやった」と述べている。
  • 幽世の者との関わりを止めようとする主人公とパーシヴァルへ近衛兵を差し向けた。
    逃走時の戦闘でパーシヴァルと主人公達どころか、ルリアとビィも傷を負っている。
• パーシヴァルはカール国王へ現状を伝え助力を求めようとするが、言い終える前に国王はヴェインとランスロットに騎士団を率いて陰謀の阻止を命ずる。
  • ルリアが言う「いつものほんわかした感じ」とは全く異なる国王の即断決行に、パーシヴァル達は驚きを隠せなかった。
  • パーシヴァルへは「ワシも弟じゃったからな。弟の気持ちは良くわかる…」と話した。
    自分は兄弟喧嘩すらできなかったが、パーシヴァルには思い切り兄弟喧嘩をして来るが良いとその背中を押した。
  • ジークフリートが抜けてなお白竜騎士団の練度は高く、アグロヴァルの想定を超えるほど。
• アグロヴァルの企てである白竜騎士団不在時のフェードラッヘを同盟国から襲わせる、幽世の鍵を孵化するなどはジークフリートの憶測による単独行動によって全て阻止される。
  • パーシヴァルは「お前は予知能力でも隠し持っていたのか」と驚きと呆れを見せた。
• 3人の兄弟はある日穴に落ちてしまい、脱出できなくなってしまう。
  空腹だが、母のために集めた苺に手を付けるかは意見が割れる。
  • そこでアグロヴァルは一人、白銀の獣と邂逅する。
  • ウェールズ家の先代達と白銀の獣は関わりがある。
  • 獣からどんな王をめざすか問われた幼いアグロヴァルは、
    争いの無い平和な国を作りたい。弱気を助け、全ての民を平等に導く、そんな王になりたい。
    甘い理想論だとしても誰かが理想を描かねば決して世界は変わるまい。
    人に描ける理想は必ず人によって実現できるのだと信じている。
    人が歩むには少々荷が重いとしても、我は人では無い…王になるのだ。と答えた。
  • ここを出るには代償として3人のうち誰か1人の命をもらう、ここは獣の結界内であり自力での脱出は敵わない。
    アグロヴァルは自分の命を差し出すことを決める。
    2人の兄弟を信じているアグロヴァルは彼らなら、良い国を作れることをも信じ、
    獣からそれが自分の命を差し出す理由にはならないと言われれば、自分が2人の兄だからと答える。
  • そこに現れたラモラックは陽気な声でだったら自分の命にしろと言う。
  • 2人が言い争いを始めるというタイミングで、パーシヴァルが、
    「兄上達から離れろ…この化物めぇぇっ！」と白銀の獣へ大声をあげ躍り出た。
    自分へ向かうパーシヴァルに獣は鼻息だけでその小さな体を退ける。
    力で敵わぬパーシヴァルは苺を差し出し、今はこれで許してほしいと震えながら懇願する。
  • 今はこの小さな赤き命で見逃してやろう、と言う獣に、アグロヴァルは「もしや、一杯喰わせたのでは」と発言するも
    獣は「さあな」とだけ答え苺を平らげると、3人をその背に乗せて無事に送り届ける。
    3人はその最中、強い眠気に襲われて意識を失っていた。
  • 目を覚ました3人はこの時のことを思い出せなくなっていた。
    服に白銀の毛がついているのをヘルツェロイデが発見したが、やはり何かを思い出すことは無かった。
    だが、アグロヴァルは今でもたまに白銀の獣の背に乗って夜空を駆ける夢を見るのだった。

氷炎牆に鬩ぐ後

• 市場から独占販売や非課税権を持った古株の商人を排除し、関税を撤廃する新たな施作を制作した。
  自由取引市場になったことにより、諸国からも商人がやってくることが活気に繋がり、いつも賑わっている。
• 騎士団は国民から高い人気を保っている。
• アグロヴァルはあくまで国を豊かにするためであり国民を想うためでは無いと言うが、パーシヴァル達の目には民衆のための施作に映る。
• アグロヴァルは彼の幽世の者と再び見えることを望んでいた。
  • 別の幽世の者が尚書官に乗り移り、アグロヴァルに再び彼の幽世の者を呼び出す提案をする。
    アグロヴァルはそれに乗り、幽世の者と召喚した彼の幽世の者を一刀両断した。
    父の遺した幽世の研究資料に火をくべ、ウェールズ家の当主として恥じぬ男になると改めて心に誓う。