メーテラ (SSR)

スーテラ編成時 †

• 天才肌の密航者(出会いフェイト)
  • 貿易都市での補給を終え出航しようとすると、血相を変えた荒くれ者達が一行に向かって罵声を吐きながら戻れと叫ぶ。
  • 不思議に思う一行の会話にさも当然のように謎のエルーン女性が割り込む。驚く一行を尻目に、彼女は勝手にグランサイファーの舵を取り、ラカムも驚く操舵の腕前を見せ付け出港。
  • そのまま港を離れた後、一行に軽く自己紹介しつつもそのまま会話ペースを握って一方的に話し続ける。
    • 主人公の性別で差分アリ。グランなら「もうちょっと年上なら好み」、ジータなら「アナタが男だったら絶対タイプだった」とのこと。
  • そのまま夜半になった頃にグランサイファーが突然襲撃を受ける。この襲撃者は昼間の荒くれ者で、メーテラを追いかけて襲撃を仕掛けてきた。
  • その襲撃の最中、メーテラは空を飛翔した上で魔導弓から大量の矢を降らせて一人で撃退してみせる。
    • 飛翔術はラカム曰く「とびきり高度なヤツ」で使い手が非常に少ない魔法。実際作中で浮いてるのが確認できるキャラは少数である。
  • 天才の所業を目の当たりにして驚く一行に対して、メーテラから魔法の紹介ついでに自身の身の上が僅かに話される。
    • 曰く「古い慣習を守り続ける故郷のお堅い連中とはそりが合わなくて」飛び出してきたとのこと。
    • 故郷の話は妹であるスーテラや故郷の村を舞台にした過日の痕、明日への扉参照。
  • そのまま会話の勢いで「しばらくお世話になる」宣言を上げ、驚く周りを押しきってそのまま仲間となることになった。

• あるエルーン姉妹とメーテラ(アビリティフェイト)
  • あるエルーンの村に立ち寄った一行は人身売買を行う盗賊団と、その盗賊団を突き止めようとしてアジトへ向かった娘メルの話を、メルの妹であるエルから聞かされる。
  • 姉を助けてほしいというエルの依頼に気乗りしないメーテラだが、結局一行の依頼に付き合うことに。
  • メル救出までの間にエルから話を聞くうちメーテラは、エルとメル姉妹に興味を持つ。
    • 決め手はエルによるメル評「自由奔放で後先考えずに行動しては家族を困らせる」「そんな姉でもたった一人の姉」という言葉。この評は実はスーテラによるメーテラ評と概ね同様である。
    • 興味自体は明言されないものの、メーテラの声色が真面目な時のものになっており、テキストでの説明より音声のほうがこの機微はわかりやすい。他のシーンでもメーテラの真面目さは声色でわかることが多い。
  • 盗賊団の船に近付いた所でメーテラが飛翔術で乗り移り、盗賊団相手に半ばふざけつつ解放を要求するが、盗賊団員は意に介さず発砲。ここで被弾しかけたのを契機として本気で戦闘を始め盗賊団を圧倒する。
  • 鎮圧しかけた所で人質になっていたメルが船から落下、それをメーテラが救助。その間に盗賊団に逃げられたこともあり、一行は村へ帰還する。
  • 再会したエルとメルの仲が良さそうな様子を見て、いつになく感傷的で真面目な姿を見せるメーテラに一行は驚く。しかし、すぐにいつものふざけた姿に戻るのであった。
    • 自由奔放な姉とその後ろを一生懸命追いかける妹の姿はメーテラ・スーテラ姉妹そのもの。感傷的な原因はここにあり、自らの妹のことを思い出している様子である。
    • 実際にメーテラ・スーテラが出会うのはこれより後のこと。「過日の痕、明日への扉」で一度会うがそのままメーテラは姿を消し、追いつかれるのは風スーテラLv90フェイトエピソードでの話になる。

• 真逆の仲良し姉妹(風スーテラクロスフェイト)
  • 夜中までかけて依頼を解決した翌日のこと、昼近くに起きてきたメーテラがスーテラと主人公・ルリア・ビィを巻き込んで市場に向かう。
  • 市場のあちこちをスーテラを振り回しながらお洒落の店を回るメーテラ、一方で人混みとメーテラから教えられる慣れないお洒落に疲弊して一行から離れて休憩するスーテラ、という一見真逆の反応を見せる。
  • しかし、休憩して戻ってくるまでの間にメーテラのためにお菓子を買ってくるスーテラ。趣味や性格は真逆でも「姉(妹)想い」という一点は二人とも同じ仲良し姉妹なのであった。
• 不機嫌なメーテラ()
  • スーテラが何を考えているのかわからなくなっている心中を主人公に吐露。
  • スーテラが守り人の任務中に大怪我を負ったことを知り、メーテラはアステールと共に故郷へ戻る。
  • 守り人への負担が大きく、それを強いるばかりで自分たちは何もしない村人へメーテラは苛立ちを募らせる。
  • 魔物の大量発生が星晶獣マルドゥークによるものだと突き止めたメーテラは、顕現していたマルドゥークの力を粉砕した。
• 守り人の試練()
  • 守り人が責務から解放されると考えるメーテラの思惑と異なり、村長は怪我を負う守り人へ解決者が守り人でないことを糾弾する。
  • メーテラはスーテラとアステールの2人を連れ出し涙を浮かべ、自分が2人を守ると伝えた。
    しかしスーテラとアステールの表情は村を出る罪悪感に染まっている事に気がつく。
  • 妹の気持ちを考えていたメーテラは、スーテラ自身から「姉様は誰のことも理解できないし、理解されることも永遠にない」と言われ、声を震わせながら「もういい」と挺へ向かうと再びスーテラが現れ「いつか自分達の事を理解してほしい。私たちは家族で、離れたいなどと決して思うことは無い」と言う。
  • 支離滅裂な発言に混乱したメーテラの前に、もう1人のスーテラが現れる。それは粉砕したはずの「マルドゥーク」の力だった。
  • 1人のスーテラは弓を手放し、例え2人共を貫こうともメーテラの意思に殉じると言う。
    どちらが妹の本心なのかわからないメーテラだったが、その正体を見極めたのは守り人が戦う姿をずっと見てきた村人だった。
    彼らも危険を犯しながら村人に化けた魔物の正体を看破し、守り人が使う矢筒を供給し、怪我人を避難させる。
  • メーテラは、元凶であるマルドゥークを今度こそ仕留めるためにスーテラとアステールへ力を貸して欲しいと頼む。
    天才である姉が見せるその姿は妹のスーテラでさえ初めて見るものだった。
  • 3人の力で、マルドゥークは破片も残さず今度こそ沈黙した。星晶獣であるがゆえ、死んでいるというわけでは無くとも復活まで長い時間がかかることは間違いない。
  • 村長はその復活までの間は研鑽を積む必要があること、見聞を広めるために外の世界を見ることも良いと話す。
    「触れてはならぬ者」を倒せたのは村人たちの守り人への信頼と、外の世界を見て成長したスーテラ達のお陰であることは間違いないと。
  • こうして村は守り人の重要性を失わず、しかし閉鎖的な性質を変えて外の世界へ興味を抱くことができるようになった。