イベント517_(8回目)「HAPPY WHITE DAY!」キャンペーン

  • SSR アレーティア #1
    「ううむ、いかん……
    何も浮かばんぞい……」
    「ああ、(団長)。
    すまん……先に謝っておこう。」
    「実はバレンタインのお返しが
    まだ決まっておらんのじゃ。
    こういうことには滅法疎くての。」
    「剣に関しては次々アイデアが
    溢れてくるのじゃが……
    面目ないぞい。」
    「そこでお主に頼みがある。
    これから一緒に、お返しの品を
    買いに行くのはどうじゃ?」
    「お主の好みなどを
    この目で見て学びたいのじゃ。
    来年の参考にもなる。」
    「ふぉほほほ、来年の話は早すぎたか。
    まずは今年を目一杯楽しもうぞい!」

    なにもなし -- [JEKDob.m5eM] 2023-03-28 (火) 23:46:34
  • ヴェインの特別イラストはガチャSR版だけのようです。 -- [JEKDob.m5eM] 2023-03-29 (水) 02:23:19
  • SSR コウ #3
    「(団長)さん!
    ハッピーホワイトデー!」
    「今年はヨウも一緒に
    作ってくれたんですよ。
    改心の出来だと思います!」
    「出来立てですので、
    絶対に美味しいですよ!」
    >クリームついてるよ
    「えっ!?
    あっ……!」
    「あ、あはは……実は味見したら、
    あまりに美味しくてヨウと
    一緒につまみ食いをしちゃって……」
    (団長)は
    コウの頬についたクリームを
    指で取って口にする。
    「わぁ!?
    (団長)さん!?」
    「た、食べるならこっちを!
    こっちを食べてくださいよ!
    ヨウみたいなことをしないでください!」
    「うぅ、なんだか……
    僕が食べられたみたいで……
    変な気持ちです……」

    #4
    「(団長)さん、
    どうぞ、お返しです。
    今年は……キャンディーです。」
    「もちろん手作りですが……」
    「どうして急にキャンディーかって?」
    「あ、いえ……その……
    ふふ、なんででしょうね……?」
    「でも……そうですね。
    大切な意味が込められているんです。
    ……後で調べてみてください。」
    「ふふふ、よかったら
    今から一緒にお茶にしませんか?
    いい茶葉が手に入ったんです。」
    「今日はゆっくり、
    一緒に過ごしましょう。」

    鮮やかなドロップス -- [JEKDob.m5eM] 2023-03-29 (水) 02:58:55
  • SSR コロッサス #1
    コロッサス
    「――――……」
    ホワイトデーを迎えた日、コロッサスは
    ぶぅんとリアクターを唸らせながら
    甲板を見つめていた。
    コロッサス
    「――――……!!」
    そして甲高い唸り声とともに
    何かに気付いた様子で
    顔を上げるが……
    コロッサス
    「――――……」
    リアクターの回転数が落ち、
    再び下を向いてしまう。
    ビィ
    「ルリア、いったい
    どうしちまったんだコイツ?」
    ルリア
    「え、えっと……ホワイトデーが
    バレンタインのお返しの日だと知って
    何かしたいみたいなんですけど……」
    コロッサス
    「――――……」
    ビィ
    「うーん……何していいかわからなくて
    困ってんのか?
    難儀なモンだな、機械って……」
    バレンタインに物を受け取った者は
    ホワイトデーに返礼品を渡す。それを
    命令と認識し立ち往生するコロッサス。
    ザガ大公
    「皆の、笑顔のために……」
    コロッサス
    「――――……」
    ホワイトデーのやりとりで、
    団員達が笑顔を浮かべていた事が、
    最高優先度の命令に抵触していた。
    ビィ
    「……なあ、コロッサス。オイラ
    団の連中に色々と買ってきたんだけど
    小箱がまとめて紐でくくられててさ。」
    ビィ
    「オイラじゃ紐が固くて開けらんねえから
    ちょっと力貸してくんねえか?
    で、オイラと一緒にお返し配ろうぜ。」
    コロッサス
    「――――……!!」
    巨大なブレードの切っ先を引っかけて
    器用に麻ヒモを切った後、コロッサスは
    ビィと一緒に返礼品を配ったのだった。」

    #2
    コロッサス
    「――――……!!」
    ホワイトデーの日、
    コロッサスは朝早くから
    激しく稼働していた。
    それも全て、
    バレンタインにチョコをくれた
    皆に返礼をするため――
    ビィ
    「う〜ん、コロッサスには
    すげぇとしか言いようがねえなぁ。」
    ルリア
    「はい、朝からずっと頑張ってます。
    頑張りすぎていないか、
    ちょっと心配なくらいです……」
    コロッサスは団員達を笑顔にするために
    ひとりひとりに合ったやり方で
    返礼を実践する。
    高いところに登らせてあげたり、
    たくさんの荷物を持ってあげたり、
    懇切丁寧に対応していた。
    ルリア
    「ふふっ……でも、団員さん達、
    みんなコロッサスのお返しに
    喜んでます!」
    ビィ
    「ああ、あれだけ熱心にやられて、
    ガッカリする奴なんていねぇよな!」
    自分が何かしたことによる笑顔――
    それが原動力となり、コロッサスは
    そのまま日が暮れるまで稼働し続けた。
    コロッサス
    「――――……」
    その夜、稼働を続けて蓄熱した
    リアクターを、夜風で冷ます
    コロッサスの姿があった。
    夜空を見上げ動かないコロッサスは
    どこか疲れたようにも見えたが――
    しかしその背中には、
    達成感が滲み出ているのであった。 -- [JEKDob.m5eM] 2023-03-29 (水) 03:26:38
    • #3
      ホワイトデーの日……
      コロッサスの前には、
      巨大な2本の剣があった。
      ルリア
      「えへへ……
      どうでしょう、コロッサス。
      私達からのお返しです!」
      一本はコロッサスがいつも使う剣。
      もう一本は、チョコで作られた剣。
      これは、団員皆からのお返しであった。
      コロッサス
      「………………」
      イオ
      「あれ?
      もしかして、困ってる……?」
      ルリア
      「はわわ……
      そういえばこの大きさだと、
      去年みたいにしまえませんよね……?」
      コロッサス
      「――――……!」
      コロッサスはチョコの刀を持ち上げ、
      それを高く掲げた。
      その行為に至った理由が、
      コロッサスにはよくわからなかった。
      ただ、胸部装甲の奥で燃えるものは
      昨年よりさらに熱く――
      衝動のままに、
      身体が勝手に動いていたのだ。
      イオ
      「わー! かっこいい!」
      ルリア
      「はい、すごくかっこいいです!
      そうだ、絵が得意な団員さんに、
      今の様子を描いてもらいましょう!」
      そうしてコロッサスの雄姿は
      絵に描かれ、艇に飾られることに
      なったのであった。

      #4
      イオ
      「あれ……?
      コロッサス?」
      毎年この日のコロッサスは
      チョコのお礼を返すため、
      朝から全力駆動していた。
      しかし、今日に限っては
      その姿はどこにも見えず、
      イオは困惑する。
      イオ
      「うーん……コロ――」
      コロッサス
      「――――……」
      イオ
      「キャッ、びっくりした!
      もう、どこに行ってたの!?」
      ルリア
      「うふふ、ちょっと時間が
      かかってしまいました……
      なかなか見つからなくて……」
      イオ
      「え……なにが?」
      コロッサスはイオに拳を差し出し、
      ゆっくりとその手を開いていく。
      そこには愛らしい一輪の花が
      置かれていた。
      イオ
      「わぁ……綺麗。
      もしかしてこれ、
      取りに行ってたの?」
      ルリア
      「はい!
      今年は違う形でお礼をして
      みたかったみたいです。」
      コロッサス
      「――――……」
      ルリア
      「でも、団員さん達の人数分
      お花を採ってくるのは
      難しかったので……」
      ルリア
      「ふふ、これからみんなを連れて、
      このお花が採れた素敵なお花畑で
      過ごすのはどうかなと思いまして。」
      コロッサス
      「――――……!」
      イオ
      「うん! いい考えね!
      さっそくみんな呼びましょ!」
      コロッサスは団員たちを肩や
      手に乗せ、花畑へと向かう。
      コロッサスとルリアが
      見つけ出した花畑で団員達は
      ホワイトデーを楽しむ。
      その様子を眺めるコロッサスは、
      リアクターを誇らしげに
      唸らせるのだった。

      何もなし -- [JEKDob.m5eM] 2023-03-29 (水) 03:50:07

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Last-modified: 2023-03-29 (水) 03:50:08