イベント569_(2回目)龍血戦争

• 第1話
  アルスター島が雷雲に包まれる数日前。
  ホリンに竜の力を扱う手ほどきをしていたスカーサハの元をヘルエスが訪れて──

  ミアハ	「留学や……隠し事、も神輿と祭り上げられぬために必要なことでした。」
  	「アルスター島の民は、お父様やヘルエスお姉さまはご無事なのでしょうか……」
  	「ディアドラ様……どうかアルスター島に生きる者達をお守りください……！」
  ホリン	「ノイシュさま……」
  	「クゥもエルバハ様のお手伝い、がんばるんだから……！」
  	「だいじょーぶだもん……きっと、だいじょーぶ……」
  フェルディア	「アルスター島の皆さんにご恩返しをしないと……！」
  	「ええと、次の作業は……焦って失敗しないように気をつけないと。」
  コンスタンツィア	「(団長)さんが来てくださって、少し落ち着けました……」

• 第2話
  真龍メイヴと真龍アリルが生み出した黒雲により、島外との連絡を絶たれ孤立したアルスター島では、
  戦うことが難しい島民達を街へ疎開させる準備を進めており──

  スカーサハ	「…………」
  ノイシュ	「スカー……サハ……」
  セルエル	「ノイシュ……いえ。今は彼を案じている場合では……」
  	「ホリンに咎はないのですが　本人にしてみれば気に病むのでしょうね……」
  	「私も父と同じく……昔から、伯父上とは反りが合わないのです。」
  ヘルエス	「島を閉ざすあの黒雲をどうにかしなくては……」
  	「ノイシュのことも心配ですがセルエルとエルバハの内心も案じられますね……」
  	「苦難続きの島民達が心折れてしまわぬよう支えられれば……」
  ホリン	「クゥがあの竜のヒトを案内しなければ……」
  	「へーきだよ！　もっとお手伝い、がんばれます！」

• 第3話
  アルスター島を覆う黒雲を貫く山の天辺に位置する御座で、
  真龍メイヴは酩酊の呪いを無造作に放ちながら配下の飛竜と共に島を睥睨しており──

  スカーサハ	「アリルが阻んでおるのか、ノイシュの居場所も探れぬな……」
  	「セルエル……そなたに苦渋の決断を迫ることになるとは……」
  	「情けない……これが、護国の真龍と呼ばれた者の有様か！」
  セルエル	「復興の度、こうも騒ぎが起こっては……物資もですが民の気力がもちません。」
  	「私に……覚悟があるのでしょうか。正しく在るという覚悟が……」
  ミアハ	「理の外にあるからこそ幼子のような無邪気さをお持ちなのでしょうね。」
  	「お父様……ミアハは……」
  	「こんなにも多くの方が力を貸して下さる……感謝してもしきれません。」
  フェディエル	「なんだ、さっぱり番がおらぬではないか！　……つまらぬ……」
  	「番なるもの、特異点なぞよりありふれておるのではないのかや！？」
  	「もそっと近う寄り添う灯が番であるのかや……？　わからんぞよ……」

• 第4話
  近衛兵団との連携により、メイヴに隙を作ったヘルエスは、
  スカーサハから託された術式を使い酩酊の呪いを封じようと試みるが──

  スカーサハ	「頼んだぞ……ヘルエス……」
  セルエル	「この期に及んで刃を惑わせるとは……恥ずかしく思います。」
  	「姉上からも会議所の守りを託されたというのに……！」
  	「この程度の傷など……！　倒れた民と魔物たちを思えば……！」
  ヘルエス	「セルエル……」
  	「近衛兵団も私も死を恐れはしません。」
  	「メイヴ……！　民を、スカーサハ様を、ノイシュをよくも……！」
  ホリン	「ごせんぞさま。おねがいです、島のみんなを見守っていてください……」
  	「おんなじ真龍なのに、スカーサハさまとぜんぜん違うんだ……」
  フェルディア	「木こりだった爺ちゃんのおかげで山歩きに慣れてて良かった……」
  	「ホリン……良い子にしてるかな……」
  	「攻撃としては効かなくても目を狙えば邪魔くらいはできるのか……？」

• 第5話
  会議所がメイヴと飛竜の強襲を受けるしばらく前のこと。
  アルスター島付近の小島に集まる救援団は、黒雲の結界を打ち消し突入する方法を探っており──

  スカーサハ	「ノイシュよ。我が血と力をお前に託そう……」
  	「マクネッサ……彼もまた、王族の血に恥じぬ騎士であったな。」
  	「我が命尽きるとしても、せめて……！」
  ノイシュ	「罪を雪ぐためではなくただ、守るべき命を守るために……！」
  	「私はアルスター島の騎士、ノイシュ。そうあるために槍を握ろう。」
  	「悔恨も、謝罪も、今ではない……！」
  セルエル	「姉上はご無事でしょうか……」
  	「ノイシュ……！」
  ホリン	「おじさま……おじさまの分までクゥ、がんばります！」

• 第6話
  スカーサハの血と力を受け、龍徒として覚醒したノイシュは遂にメイヴを討ち果たす。
  そんな中、フェルディアは茫洋とした意識の中で誰かの泣き声を聞いて──

  スカーサハ	「アリル……何を企んでいる？」
  	「見守ることしかできぬとは……歯がゆいものだな……」
  	「最早、戦いの行く末に吾は手出しできぬ。後を頼むぞ……！」
  ノイシュ	「島の明日のため、真龍アリルを倒さなくては……！」
  	「島の者達も、救援団の方々もなんと頼もしいことか……！　私も負けてはいられない！」
  	「これが龍徒の力……　我が身に宿るものながら空恐ろしいほどだ……」
  セルエル	「メイヴとの決戦の折何故アリルは手を出さなかったのでしょう。」
  	「こうして再びノイシュと肩を並べ戦えるとは……」
  	「アリル討伐のため……今少し力をお貸し下さい、(団長)殿。」
  ヘルエス	「帰還は遅れましたが、その分役立って見せましょうとも！」
  	「手を取り合った過去が今の我々を救ってくれる。胸に刻まねば……」
  	「(団長)殿が居て下さる。こんなにも心強いことはありません。」
  ミアハ	「どうか……！　どうか、ご無事で……」
  	「私にも、戦う力があれば……」
  ホリン	「ルディ……」
  	「ノイシュさま、ヘルエスさまセルエルさま！　やっちゃってくださーい！」
  フェディエル	「あの真龍ども、番かと思えば見込み違いかや。」
  	「ふぁ……少ぅし、おまけをしてやったぞよ。」

• エンディング
  セルエルの持つゴーム・グラスがアリルを貫き、遂に長きに渡る戦いに終止符が打たれ──

  スカーサハ	「ノイシュ、我が龍徒よ！　よくやった！」
  	「自分で戦うよりも余程緊張したぞ、(団長)……！」
  	「島の者達が真龍を厭っても仕方がないと考えていたが、杞憂だったようだ……」
  	「六竜の威厳もなにもあったものではないな……なんなのだ、あれは……」
  	「島を永劫見守れずとも、その守りの礎となりたい。そう願うのだ……」
  ノイシュ	「セルエル様、ヘルエス様、(団長)殿。再び肩を並べることが出来るとは……」
  	「真龍アリル……空の世界に、生きることそのものに、飽いていたのだろうか……」
  	「セルエル様を、母上をこの手で……そうならず、良かった……」
  	「スカーサハ！　部屋で寝ていてほしいと頼んだだろう！」
  	「城下町でもディアドラ様のご容体を案じる声は大きい。私も……心配している。」
  セルエル	「ゴーム・グラスの輝きに相応しいとはまだ言えませんね……」
  	「(団長)殿や救援団の皆さんには感謝するばかりです。」
  	「姉上の頑丈ぶりにはほとほと呆れます。心配など無用ですね……」
  	「どのような力を得ようとノイシュはノイシュ。私の信頼する騎士です。」
  	「私が不在の間、帳簿付けをどうしていたのです？　(団長)殿。」
  ヘルエス	「これで無事、霊廟へ報告にむかえますね……」
  	「ありがとうございます、(団長)殿……」
  	「ミアハ……少し見ない間に強くなりましたね……」
  	「スカーサハ様の核の傷、回復の術を探さなくては。旅の目的となりそうです。」
  	「(団長)殿。祝宴の代わりに、お茶会はいかがです？」
  ミアハ	「これで……ヘルエスお姉様やお父様にお会いできるのですね……！」
  	「(団長)殿にグランサイファーの修理を申し出なくては……！」
  	「お父様……　……泣いていたら、きっと叱られてしまいますね。」
  	「アルスター島のこれからのために、ミアハは力を尽くして参ります。」
  	「(団長)殿。またきっと、アルスター島を訪ねてください。」
  ホリン	「クゥ、もっともっとしゅーれんがんばって……みんなを守りたい……！」
  	「クゥもヘルエスさまみたいにまほーもブキもつかってたたかえるよーになるかな？」
  	「めでたし、めでたしじゃないけど……それでも、戦いがおわってよかったぁ。」
  	「ミアハさまミアハさま！　クゥといっしょにおさんぽしましょー！」
  	「(だんちょう)さまー！　旅のお話、聞かせてくださーい！」
  フェルディア	「メイヴ……可哀想だとしても、許してはやれない。」
  	「え？　さっき俺が銃を撃った？　……覚えてないな……」
  	「え？　ミアハ様のお世話を男の俺が担当している理由、ですか？　……機密、です。」
  	「俺は、ホリンを間違った方へ進ませないようにしてやれるのかな……」
  	「なんだよホリン、前より甘えん坊になってないか……？」
  コンスタンツィア	「はぁ……今になって足が震えて……大魔術が上手くいって良かった……」
  ツァワルピリ	「はっはっは！　ともあれ、大団円であるな！」
  フェルドラク	「危機的状況ならずとも、手を結ぶことが出来れば良いのだろうがな。」
  ジャンヌダルク	「オルレアンの兵が力になれたのなら、鍛錬の甲斐もあるというものだ。」
  フェディエル	「さぁさぁ！　番はどこにおるのかや？」
  	「ふふん♪　エルーンの娘に触れて確かめたぞ、此方の形は誤っておらぬ！」
  	「特異点、そちの番はどれであるのかや？　此方に示すが良いぞ！」

• 報酬あり

  スカーサハ	貢献度	「島のため、随分と力を貸してくれたのだな。吾からも礼を言おう。」
  ノイシュ	討伐章	「島の者達からの感謝のしるしを受け取って欲しい。」
  セルエル	戦貨	「見ていないとすぐ戦貨を貯め込むのは相変わらずですか、(団長)殿……」
  ヘルエス	討伐章	「(団長)殿。誉の証として、どうか報酬をお受け取りください。」
  ミアハ	戦貨	「物資に限りはございますが、必要なものがあれば戦貨と交換してください。」
  	討伐章	「ささやかながら報酬を用意させていただきました。お受け取り下さい。」
  	貢献度	「力を尽くし、命を賭けて戦っていただいて……なんとお礼を言えばいいか。」
  ホリン	戦貨	「わぁ、なんかいっぱいある！　重くてはこぶの大変ならクゥ、お手伝いしまーす！」
  フェルディア	貢献度	「すごい……(団長)様、本当にお強いですね。えっ！　年下……！？」

時々個性的な書き方をされる方を見かけるので、できれば編集前に確認お願いします

• 有用な用語、俗語(行動を攻撃と、ターンをゲージと書いてしまうといった例が実際にありました)
  • 特殊技(公式)…敵がチャージターン最大時に使用する技
  • 特殊行動(公式)…敵が体力や弱体効果などをトリガーとして発動する行動
    • ※体力がトリガーでも、真の力などのように特殊行動ではないものもあります(参考→用語集#特殊行動、テイルズコラボ#チャージターンMAX)
  • 使用間隔(公式)、リキャスト(俗語)…味方のアビリティの使用間隔のこと
    • ※ネトゲ用語のCT(Cool Timeの略)も同様ですが、チャージターンと混同してしまう人も居る模様(英語にすると頭文字が一致)
  • チャージターン(公式)…敵のゲージの名称で、◇(最大値)または◆(現在値)のこと　※最大値の方は「最大チャージターン」とも
  • モードゲージ(公式)…敵のゲージの名称で、通常モード、オーバードライブモード、ブレイクモードを表示
    　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
• 避けた方が無難な俗語(過去に荒れたり編集合戦の原因になったもの)
  • (半)汁(記事では非推奨)…コメント欄で使う分には全く問題ないようですが、記事での使用には否定的な意見があります。
  • 敵(or敵の名前)の奥義(非推奨)…過去にいくつものページで論争に。また、奥義よりもアビリティに近いという話もあります(参考→俗語集#ed7cdd43)
  • ODｹ"ｰｼ"(非推奨)…過去に何度か荒れました。ゲーム内ではモードゲージで統一されているのでそれに倣えば問題なさそうです。