【初心者向け評価】
(主にキャラ単体の性能の評価)
強力な回復アビリティとバフアビリティを備えたサポートキャラ。
3アビの全体バフが非常に強力で、攻防UP、連続攻撃率UP、弱体命中率UPを6ターンに渡って付与できる破格の性能。
ターン毎に効果が変動するがデメリットはなく、安心して使用できる。
1アビの全体全回復、2アビの敵対心UP+バリア効果は、ピンチからの立て直しや事故回避に役立つ。
最終解放後は2アビ3アビが強化され、4アビに重ねがけ可能なデバフを習得し、味方の強化から敵の弱体化、そして自身もアタッカーと化す等、なんでもござれな強力なキャラクターに変貌を遂げる。
攻撃面、防御面いずれも優秀であり、初心者から上級者になるまで長く活躍の場があるキャラクターといえる。
【上級者向け評価】
(主に編成や敵といった組み合わせを考慮した評価)
デメリット付き全回復、任意のキャラに付与できる敵対心UP+バリア、ターンで効果が変動する全体バフを備えた風エルーン。
最終解放で第4アビリティを獲得し、回復にバフにデバフに敵対心操作、自己バフによる殴り、奥義でディスペル、状況次第では奥義使用時に疑似かばう回避も可能と、幅広い活躍ができるキャラになった。
元々独立枠として有用性の高かった3アビが最終で強化され、常に最大効果量かつ持続6ターンという破格のバフになり、これ一つで編成の中核になりうる。
他のあらゆるバフと共存可能な独立枠でデメリットも一切なく、バフの切れ目も1ターンとほとんど隙がない。2回目でクリバフ、3回目で上限UPバフのおまけもついてくる。
攻防連撃バフにばかり目が行きがちだが弱体成功率バフによりデバフの安定しないジョブやキャラクターの弱体効果に安定感を与えられるのも大きい。
+化すれば7ターンに1度使用するだけで良いという手間の掛からなさも魅力で、特にマルチバトルでの貢献度争いでは大きなメリットとなる。
新たに獲得した4アビではレジストを貫通し消去不可の個別攻防デバフ+アンチラの奥義性能UPが可能で、奥義後のサポアビと合わせてアンチラ自身もアタッカーとして行動可能になる。
編成の上ではアンチラをレベル100にさえすれば3アビだけでもそこそこの連撃率になるため、オメガ編成などによる縛りは実質的にはかなり緩い。
強いて言えば、3アビの攻撃バフが通常攻刃枠のため、火力の伸びが実感できるのはマグナ編成になるところが難点。
弱体成功率UPの効果で主人公ジョブもテンプレデバフであるミスト+アマブレがあらゆるジョブで命中率が上がり、戦術に組み込みやすくなる=ジョブの自由度が増すのもメリット(ただしデバフ役になりがち)。
ミストアマブレでわずかに届かない下限を初動の4アビで埋めてしまえる点も優秀である。
風属性には様々なバッファーがいるが、アンチラの3アビは独立枠のため誰と組んでも全く問題ない。
風編成の上位環境では最終ニオの存在もあり、ポチ数こそ増えるがニオとアンチラだけで欲しいバフはほぼ集まりきる。
もうひとりの風十天衆シエテとも奥義の伸びで相性がよく不聞猿効果ともシナジーが高い。
総じて、最終解放まで育成が完了していればシナジーに気を使うまでもなくとりあえず組み込むだけで活躍ができる。
【不生不滅】
味方全体全回復/参戦者のHP回復1000/防DOWN(30(25)%)/弱体耐性DOWN 使用間隔:12 デバフの効果時間:3(2)ターン
1アビのデバフはマウントでのGUARD不可、クリアで消去可能。
味方全体の全回復は希少。他にはアーカルム賢者のマリア・テレサがいるが、あちらは厳しい発動条件が付いており、無条件での全回復はアンチラの特権。また、微量とはいえ主人公以外で参戦者のHPを回復できるキャラも他にいない。
ゼピュロス編成などで、ポーションの回復量が上限に達するほどHPが極端に多い場合に特に有効。
しかしデメリットも強烈。防御DOWNの効果中は被ダメージが約1.45倍、+でも約1.33倍になる。
クリアなどで対処しないと、せっかく回復しても直後に大ダメージを受け元の木阿弥、ということになりがち。
2ターンの間特殊技が来ないタイミングを見計らって使用し、うち1ターンを君子万年で凌ぐ、という使い方が基本。
背水編成の場合火力が最低に戻ってしまうが、防御DOWNを逆手に取り、開幕に使ってあえて被ダメージを増やす使い方もある。
マグナ2武器による風渾身編成では即座に最大火力に戻せる切り札的なアビリティとなる。
【君子万年】
バリア効果(効果量2500(3500)(4000))/敵対心UP(100%)/味方単体に追撃効果(30%) 使用間隔:6
効果時間:3ターン→永続(バリア)/被ダメ時まで永続(追撃)/1ターン(敵対心UP)
敵の攻撃を味方単体に集中させつつ、被弾リスクをバリアで抑えるアビリティ。
表記は敵対心UPだが実際は「かばう」効果であり、単体攻撃を確定で引き寄せる。乱打系の特殊技も全て対象が被弾し、乱打の途中でHPが尽きる場合でも全弾引き付ける。
そのため、回避、カウンター、ダメージ無効等を持つジョブやキャラとの組み合わせが有効。
バリアの効果量が大きいため、通常攻撃であれば完全に無効化する場合が多い。不生不滅による防御DOWNを1ターン凌ぐのに便利。
ロゼッタ(SSR)やコルワ(SSR)を被弾させる手段としては、敵がバリアを破れないと無意味どころか、次のターンの攻撃まで防いでしまう場合もあるので注意。
全体攻撃に対しては、単なる単体バリアとして機能する。一人だけ瀕死のキャラがいる場合に有効。
即死級の攻撃を利用して、任意のキャラを控えと交代させるのにも使える。
最終解放でバリアが永続かつダメージを受けるまで永続する追撃バフを獲得し、積極的にアタッカーに振りたいアビリティになった。
渾身との相性も良く、タイミングを間違わなければどんどん配れる性能になった。
また、奥義発動時に付与される身外身の術と合わせることでアンチラ単体でのかばう回避も可能。
【葦編三絶】
味方全体を徐々に強化(味方全体を強化) ◆2回発動でクリティカル確率UP/3回でダメージ上限UP追加 使用間隔:8(7) 効果時間:6ターン
効果量が毎ターン変動する全体バフアビリティ。攻防DATAに加えて弱体命中率もUPする。
1ターン目から徐々に効果が増していき、3ターン目で最大になった後6ターン目に掛けて徐々に減衰する。
いずれの効果も完全独立枠で、あらゆるバフと共存可能。
効果量の変動はあれどデメリットは一切ないため気軽に使用できる。
使用間隔は8とやや長いが、効果時間も6ターンと長いためさほど問題はない。
バッファーの多い風属性の中でもTA率も上がる全体連続攻撃バフは貴重で、トータルでの火力向上はトップクラス。
+になると使用間隔の短縮に加え、効果量が常時最大状態(3ターン目)となり、風属性屈指のバフの一つになる。
葦編三絶の検証
全ての片面枠/両面枠/特殊強化枠の攻防/DA/TA/弱体成功率UP効果とも共存可能な完全独立枠。
| 1ターン | 2ターン | 3ターン | 4ターン | 5ターン | 6ターン | 備考 |
攻撃UP | 10% | 25% | 50% | 35% | 25% | 10% | 通常攻刃枠と加算処理(=通常攻刃枠バフ) |
防御UP | 10% | 25% | 50% | 35% | 25% | 10% | |
ダブルアタック確率UP | 6% | 15% | 30% | 21% | 15% | 6% | |
トリプルアタック確率UP | 3% | 7.5% | 15% | 10.5% | 7.5% | 3% | |
弱体成功率UP | 5% | 15% | 30% | 20% | 15% | 5% | |
【三令五申】
永続かつ消去不可かつレジスト貫通の個別デバフつきダメアビ。
攻防デバフの効果量こそ控えめだが、主人公ジョブのミスト+アマブレの穴埋めにはぴたりとハマる。
回数を重ねると不聞猿効果によりアンチラの奥義火力がどんどん伸びていくが、3回重ねがけできるほどのボスは少ない。
類型の個別バフと異なり基礎命中率は100%と普通のデバフ並のため、弱体耐性の高い敵には3アビのバフをかけてから使用したい。
不見猿の攻撃DOWNと毎ターンHP減少効果は別々に命中判定があり、片方だけ弾かれる事がある(どっちが掛かっているかアイコンでは判断できない)
そのため2つのLvがずれると不見猿のアイコンが2つ並ぶ事があるが、Lvが並ぶもしくは両方Lv3になった場合は統合されて1つになる。
三猿 | 効果 |
不見猿 | 攻撃DOWN(Lv×5%)/毎ターンHP減少効果(2016ダメージ) |
不言猿 | 防御DOWN(Lv×5%) |
不聞猿 | 不聞猿状態の敵に対するアンチラの奥義ダメージUP(Lv×15%)/奥義ダメージ上限UP(Lv×10%) |
【サポアビ】
■身外身の術
『攻撃UP20%(別枠乗算)/DAUP20%/TAUP10%/追撃効果(20%)/敵の全ての攻撃を回避/回避発動時に身外身の術を解除』
奥義使用時に同名のバフが自身に付与される。持続は永続だが、回避が発動したターン終了時に効果が解除される。
即座に剥がれる可能性もあるが運が良ければいくらでも長持ちする。起動方法も奥義と非常にお手軽。
気づいたら勝手に付与されているような感覚だが効果量も大きく、雑に強力なバフといえる。
また、奥義発動可能ならば2アビを自身にかけることでかばう回避も可能。ただし必然的にすぐバフが剥がれてしまうので、守る必要がないなら2アビは他に配っておきたい。
【LB】
全体的に粒ぞろいだがクリティカルパネルはないため振り方の自由度は高い。
リミボサポアビの「通常攻撃時確率でアビの再使用間隔-1」はアビリティが強力なため是非とも取得したい。一度発動すれば次の3アビの切れ目が消えるのがかなりの強みになる。
連撃バフは普通のキャラなら振り切るが、アンチラの場合3アビやサポアビのDA効果量があまりにも高いためDA確率UPの優先度は落ちる。
最終ニオが編成にいる場合は確定DAまでもっていけるためむしろ不要。
HL適性を高めるためにHPや防御力系のパネルに振るのも有用。耐久に不向きな背水も渾身の維持にも活躍し、3アビの防御バフとも相性が良い。
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